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日本にあるリッツ・カールトンのドライヤーを全調査!実はホテルごとに全然違った理由とは?

2026 7/09
ドライヤー
2026年7月9日

数年前、好きな海外バンドが来日した時のこと。

メンバーのInstagramを見ると、部屋のあちこちに小さな盆栽が飾られていました。

実はそのメンバーは大の盆栽好き。

ホテルが事前に好みを把握し、客室にさりげなく飾っていたのです。

“Thank you @ritzcarltontokyo for the insane bonsai party in my room! I love you…”

その投稿を見た時、

「ここまでやるのか。」

と驚きました。

相手が気づく前に喜びを用意する。

それがリッツ・カールトンのおもてなしです。

そこで、ふと疑問が浮かびました。

そんなホテルは、毎日使うドライヤーまで徹底しているのだろうか。

割とバラバラなドライヤー

実は私は、

リッツ・カールトンなら、

世界中どこでも

ドライヤーまで統一されていると思っていました。

ブランドイメージを守るためです。

ところが調べてみると、

その予想は完全に外れました。

東京、大阪、京都、沖縄…

採用されているドライヤーは

想像以上にバラバラだったのです。

なぜなのでしょう。

世界中のVIPが宿泊するザ・リッツ・カールトン東京

2007年にオープンしたザ・リッツ・カールトン東京。

東京のラグジュアリーホテルを代表する存在で、世界中のVIPが宿泊するホテル。


採用されているドライヤーは、Bioprogramming(バイオプログラミング)の「レプロナイザー 4D Plus」。

レプロナイザーは、ドライヤー界の高級ラインとして知られ、一般的な知名度だけで選ばれるというよりも、美容師をはじめ、髪へのこだわりや使用感を重視する人に「他の商品と全然違う」と支持されているブランド。

あっという間に乾き髪がさらさらになります。

“髪を乾かす”だけでなく、髪を美しく整える時間に変えてくれるような存在。

髪の仕上がりまで感動してほしい。

そんな思いが

レプロナイザーという選択につながっていそうです。

さすがリッツと思わされるドライヤー選びです。

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インバウンド需要が高まる注目エリアに誕生した「ザ・リッツ・カールトン福岡」

2023年に開業した「ザ・リッツ・カールトン福岡」。

福岡は今、「アジアの玄関口」として世界中から旅行者が訪れる都市へと進化しています。

高価格帯ホテルの開業も相次ぎ、宿泊そのものが旅の目的になる時代。ホテル同士の競争は、立地や眺望だけでなく、客室でどんな体験ができるかへと広がっています。

そんなザ・リッツ・カールトン福岡で採用されているのが、Bioprogramming(バイオプログラミング)のレプロナイザー 27D Plus。

ザ・リッツ・カールトン東京に設置されている「レプロナイザー 4D Plus」より、上位機種で価格は1台10万円を超えるモデル。

客室数は167室。もし全客室に導入されているとすれば、ドライヤーだけで約1,500万円規模の投資になります。

「髪を乾かす道具」に、ここまで投資するホテルは決して多くありません。ホテルが提供するドライヤーの最高峰の一つといっても過言ではありません。

つまり、リッツ・カールトン福岡はドライヤーを単なる備品ではなく、宿泊体験を構成する重要な一つの価値として考えていることが分かります。

鏡の前で髪を乾かす何気ない時間にも、最高級の贅沢を感じてもらいたい。九州初のリッツとしてのプライドとこだわりがひしひしと伝わってきます。

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ドライヤーは意外と質実剛健?!「ザ・リッツ・カールトン京都」


「源氏物語」の世界観をイメージし、京都の伝統工芸と現代アートが美しく調和するザ・リッツ・カールトン京都。

華美に見せるのではなく、静かで上質な時間を大切にするホテルです。2014年に開業し、グローバル基準のラグジュアリーホテルとして国内外からの注目を集めてきました。

そんな客室で採用されているドライヤーは、「Nobby by TESCOM」。

Nobbyは、美容室で長年使われてきた業務用ブランド。大風量と耐久性に優れ、多くの美容師から信頼を集めています。その技術を家庭向けに展開したブランドが「Nobby by TESCOM」です。この選定は、とても興味深い選定だと感じました。

宿泊者の口コミには、

「東京と同じレプロナイザーを期待していた」

「せっかくなら普段使えないドライヤーを体験したかった」

という声も見られます。

確かに、ラグジュアリーホテルだからこそ、「非日常」を期待する気持ちはよく分かります。

しかし、Nobby by TESCOMは決して「価格を抑えるため」の選択ではありません。

美容室というプロの現場で長年選ばれてきた、信頼性・耐久性・使いやすさを兼ね備えたブランドです。

毎日多くの宿泊客を迎えるホテルにとって、「誰でも快適に、安心して使えること」は、豪華さと同じくらい大切な価値です。

Nobby by TESCOMは、ホテル運営という視点から見ても非常に優れたドライヤーです。

例えば、

・フィルターを簡単に取り外して水洗いできること。
吸気口にはホコリや髪の毛がたまりやすいため、日々の清掃がしやすいことはホテルにとって大きなメリットです。

・ラク抜きプラグを採用していること。
客室清掃では、ドライヤーを拭くたびにコンセントの抜き差しを繰り返します。レバーを押すだけで簡単に抜けるため、清掃スタッフの負担軽減やコードへの負荷軽減にもつながります。

数あるドライヤーの中から、ホテルスタッフがNobby by TESCOMを選んだ理由は、「華やかさ」ではなく、「毎日安心して使える品質」にあったのかもしれません。

宿泊者は非日常を求め、ホテルは快適さと運営のしやすさを求める。

その両方を考えながら備品を選んでいることこそ、おもてなしの本質なのではないでしょうか。

Nobby by TESCOM ドライヤー プロ仕様 速乾 ノビー テスコム 公式店 NIB500B-H/E ノビーバイテスコム ヘアドライヤー

リッツ初!天然温泉がある「ザ・リッツ・カールトン日光」

2020年に開業したザ・リッツ・カールトン日光。

日光国立公園内、中禅寺湖のほとりに建ち、雄大な男体山を望む、日本屈指のロケーションを誇るラグジュアリーリゾートです。

そして、このホテル最大の特徴は、リッツ・カールトンブランドとして世界で初めて天然温泉を備えたホテルであること。

1200年以上の歴史を持つ日光湯元温泉の源泉を楽しめる温泉は、このホテルを象徴する体験の一つです。

客室に採用されているドライヤーは、京都と同じく「Nobby by TESCOM」。

一方で、温泉施設のパウダールームにはダイソンやレプロナイザーが設置されています。

この組み合わせは興味深いところです。

客室では、多くの宿泊客が毎日安心して使える耐久性や使いやすさを重視したNobbyを採用しながら、宿泊者が最も”非日常”を感じる温泉では、高級ドライヤーによる特別な体験を提供しているとも考えられます。

つまり、ホテル全体で同じ備品を揃えるのではなく、「どこで感動を届けるか」を考えて設備を選んでいるのかもしれません。

Nobby by TESCOM ドライヤー プロ仕様 速乾 ノビー テスコム 公式店 NIB500B-H/E ノビーバイテスコム ヘアドライヤー

世界にわずか数軒!「東山ニセコビレッジリッツカールトンリザーブ」


世界にわずか数軒しかない「リッツ・カールトン・リザーブ」。

東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブは、通常のリッツ・カールトンとは少し考え方が異なり、「その土地でしか味わえない自然や文化を、少ない客室数で丁寧に体験してもらう」ことをコンセプトにした最上級ブランドです。

そんなホテルを調べていて意外だったのが、客室にKOIZUMIのマイナスイオンヘアドライヤーが採用されていたことでした。

一般的には「庶民派ブランド」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかしホテル目線で見ると、

・故障しにくい
・軽くて誰でも使いやすい
・十分な速乾性能がある
・メンテナンスしやすい

といったメリットがあり、毎日何十台もの備品を管理するホテルにとっては、とても合理的な選択だったとも考えられます。

一方で宿泊者の口コミを見ると、「せっかくリッツ・カールトンに泊まるなら、ReFaやDysonのような特別感のあるブランドを体験したかった」という声も見られました。

これはKOIZUMIの性能への不満というよりも、ラグジュアリーホテルでは”性能”だけでなく”体験価値”も求められるということなのでしょう。

最近宿泊した方の情報ではDysonが設置されていたという声もあり、ホテル側も宿泊者の期待値を踏まえて備品を見直した可能性も考えられます。

このようにホテルのドライヤーを見ていくと、「どのブランドが優れているか」だけではなく、「ホテルが何を重視して選んでいるのか」が見えてきます。

ホテルの備品には、そのホテルが提供したい体験や価値観が表れている。

私はそれが、とても面白いと感じています。

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日本初のリッツの誇りが息づく「ザ・リッツ・カールトン大阪」

1997年に開業した「ザ・リッツ・カールトン大阪」は、日本初のリッツ・カールトン。ヨーロピアン・クラシックを基調とした空間ときめ細やかなおもてなしで、多くの人を魅了し続けています。

『フォーブス・トラベルガイド2025』ホテル部門では、大阪で唯一、3年連続となる最高評価の5つ星を獲得。その品質の高さは、世界からも高く評価されています。

そんな客室で採用されているのは、Bioprogrammingのレプロナイザー 27D Plus。ザ・リッツ・カールトン福岡でも採用されている上位モデルです。

長い歴史を持つホテルほど、設備は変わらないというイメージがあります。

しかし、ザ・リッツ・カールトン大阪は違いました。

伝統ある空間は大切に守りながらも、宿泊者が毎日手にする備品には、その時代の高品質なものを取り入れる。

日本初のリッツ・カールトンとして築き上げてきた歴史に甘んじることなく、今もなお最高のおもてなしを追求し続ける。

そんなホテルとしての誇りが、ドライヤーという一つの備品からも感じられました。

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より良い体験を模索しながらアップデート「ザ・リッツ・カールトン沖縄」

※リノベーション工事のため、2026年4月16日~7月16日まで全館休館中。

沖縄県名護市の高台に佇む「ザ・リッツ・カールトン沖縄」。

琉球王国の城(グスク)をモチーフにした重厚感のある建築と、海やゴルフコースを見渡す開放的なロケーションが魅力のラグジュアリーリゾートです。

館内には沖縄の伝統文化を感じさせる意匠が随所に散りばめられ、全客室にはプライベートテラスを完備。南国の風を感じながら、沖縄ならではの自然と静けさに包まれる時間を過ごせます。

客室で採用されているドライヤーは、Nobby by TESCOM、パナソニック イオニティ、ReFa ビューテック ドライヤー スマート ダブルなど。

宿泊者の口コミを見ると、客室タイプや宿泊時期によって設置されているモデルが異なるようです。

リッツ・カールトンの中でも、ホテルごとにドライヤーへの考え方はさまざまですが、沖縄は宿泊者のニーズや時代の変化に合わせながら、より良い客室体験を模索しているようにも感じられます。

現在はリノベーション工事が進められており、客室備品がどのように進化するのかにも注目したいところです。

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まとめ

日本国内にあるザ・リッツ・カールトンのドライヤーを調べてみると

東京は、
世界中のVIPが期待する最高級の美容体験。

京都は、
静かなおもてなしを支える実用性。

日光は、
温泉という特別な空間に感動を集中させる設計。

福岡は、
新しいリッツとして最新の体験価値を提供。

大阪は、
歴史を守りながら進化を続ける姿勢。

沖縄は、
宿泊者の期待に応えながらアップデートを続ける挑戦。

など、ドライヤーからも各ホテルの個性というものが浮かび上がってきました。

ブランドイメージは本部でコントロールがあるものの、各裁量権は各ホテルに任せられていることで、それぞれの特色が現れているように感じます。

調べる前は、
「リッツ・カールトンなら世界共通のドライヤーを採用している」
と思っていました。

でも実際は違いました。

リッツ・カールトンが統一しているのはドライヤーではなく、「体験価値」だったのです。

ドライヤーという小さな備品にも、そのホテルが大切にしている価値観が表れている。

それが、今回調べてみて一番面白かった発見です。

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